DICOM は幾つかの圧縮をサポートしていて下記に代表的な圧縮を記載する。
・JPEG Lossless
・JPEG Lossy
・RLE
・JPEG2000 Lossless
・JPEG2000 Lossy
圧縮の詳細は別の機会に書くとして、画像の種類や運用に合わせて利用する圧縮を選択する事で効率的な管理が出来ると考える。
まぁサーバ側で可逆圧縮(Lossless)出来ないのはあり得ないかなぁー・・・まぁフリーのサーバとかはあるようだけど。
DICOM Disk の場合でも圧縮されたファイルの利用は可能である。
ただ以前どこかの記事で書いた気もするが、DICOM Disk を通信によりサーバに取り込む場合は圧縮を解凍するロジックが働かないので、一旦 DICOM Disk に記録された圧縮状態 (Transfer Syntax) のまま取り込む必要がある。
その為、技術学会や工業会では医療施設間で受け渡しする DICOM ファイルについて非圧縮で運用する事を勧めている。
確かに非圧縮で受け渡しした方が確実とは思うけど、10年以上前であればいざ知らず最近では簡単に1,000枚以上のスライスが発生したり、超音波画像なんかでも解像度がやたら大きくなっているので非圧縮だと DVD でも収まらない事がある。
もうそろそろ圧縮のまま DICOM Disk を作成する事を良しとするべきかと思うけど、DICOM Disk を持ち込まれた先のシステム(サーバ)が圧縮ファイルを扱えなかった場合に「技術学会や工業会が圧縮ファイルでの受け渡しを原則としているので・・・」とか言うんだろうなぁ。
それ単にサーバの仕様だけの問題ですけど!!